OICOSメンターご挨拶

伊藤滋

オイコスメンター 伊藤 滋

人々の価値観や生活様式などが多様化し、膨大な情報が氾濫する今日にあって、我々は「個」としての確立が益々重要な時代になっていると考えています。

「個」を尊重し、勇気づけ、最大限の力を発揮出来るようサポートすること、そして、「自立した個」が有機的に結びつき、大きな力となって組織の成長に寄与して行くためのしくみ作りを行うこと、それが我々オイコスの使命です。

オイコスとは棲み家・家庭などの有機的な共同体を意味するギリシャ語を語源にしています。「自立した個人」が集い、互いを尊重し合いながら学び合い、生きるための智慧を学んでいく場「OIKOS」を作り出し、各人が結びつきを強め、相互理解を深めるために必要な手段であるCommunicationをスキルとして提供することが我々の使命です。
* Communicationを中心とすることから名称のスペルをあえて「OICOS」としています。

我々OICOSのメンバーは、教育研修における主役は参加者の皆様であり、OICOSメンター(講師)はその主役である参加者を輝かせ、次のステージに進めるよう背中を押す黒子であることをよく理解しています。

OICOSの提供するプログラムでは、その場にとって最もふさわしい役割を柔軟に担うことが出来る「魅力的な黒子=メンター」が、相互尊重と主体性に溢れた「協働・協創の場=OICOS」において、参加者にとっての最大限の学びをサポートしていきます。

これからも一人でも多くの「自立した個」の育成・成長を通じた、より良き組織の実現に向けて、我々OICOSをパートナーとしてお選び頂き、素晴らしいご縁が繋がりますよう心から願っております。

中村文彦

オイコスメンター 中村 文彦

多くのIT職業人は、自分自身の本来の力を発揮できずにいます。
ある人は、役に立たなくなりつつある価値観の檻に自分を閉じ込め、そこが安全な場所だという催眠状態にあります。ある人は、誰かに支配されている状態に甘んじ、身の保全をはかるために、うわべを取り繕って生きています。ある人は、不満の多い職業人生を過ごし、それをすべて他人のせいにすることで、自らを犠牲者にしてしまっています。多くのIT職業人は、自己の本質に目覚めていないのです。

また多くのIT組織は、IT職業人の本質を目覚めさせるようなミッションや戦略を打ち出していません。そのことによって、IT組織としての健全な発展が妨げられています。目の前で起きる問題事象に対処したり、やり過ごしたりするために表層的なPDCAを回しています。視点が内向きで、ただ単に組織を存続させるための事業運営をしています。組織も個人も、急速に回るランニングマシンの上で走り続け、そこから降りることができないでいるのです。

しかし、このような状況を嘆いているばかりでは、IT職業人の力を見誤ります。IT職業人は、大きな潜在力と可能性を持っているからです。現代社会は、あらゆることがITとつながっています。社会を変革し、そこに暮らす人々の人生の質を向上するためにITは大きな力を持っています。IT職業人は、その中核にいます。IT職業人は、自分達が実は黄金の存在であることに目覚める必要があるのです。もし、IT職業人が自分の本質に目覚めたら、もう元には戻ることはできません。なぜなら、黄金の存在でいることの方が、格段に楽しいからです。ランニングマシンの上で走るより、自分の意思で行き先を決めたり立ち止まったりできるロード・ランニングの方が、ワクワクするからです。

IT職業人が自分の本質に目覚めるためには、「人生の旅」に出かける必要があります。そして、その旅の体験を通じて、心と技と体を磨いていくのです。「心」として磨いていくのは、「チャレンジ」と「クリエイティブ」です。予定調和に陥ることのないように、未知なものに挑戦する心と新しい何かを生み出すための創造する心を発揮する必要があります。そのためには、リスクや失敗を恐れずに、境界線から一歩踏み出さなければなりません。「指示されたことを指示されたとおりにやる」「決められたことを決められたとおりにやる」という思考様式や行動様式から抜け出さなければなりません。自らの目で見て、自らの耳で聞き、自らの体で感じ、自らの頭で考え、自らの言葉で表現し、自らの手で作り出すことが大切です。「技」として磨いていくのは、IT職業人としての専門性に加えて、知的職業人としての中核能力です。

大坪タカ(隆志)

オイコスメンター 大坪 タカ(隆志)

学ぶことは真似ることと言われます。やり方や方法を真似ることから学びは始まるのです。そして学びが定着するためには、気づきと内省が必須となっていきます。そのお手伝いをするのが私たちメンターの役割です。私たちは学びを伝えるプロであると同時に学びを定着させるプロでもあります。

私たちがプロとして大切にしていることは現実ということ。現場で起きている現実を大切にします。現実を無視して理想論を語っても真の学びにはつながりません。現実を紐解き、そこにある智恵を引き出し、学びと行動につなげていきます。

そのために私たちメンターは人材育成や組織開発についてトレーニングを積んでいます。メンター自ら学び成長しようとする姿が受講者の成長につながるのです。
人材育成・組織開発のことならどうぞ我々経験豊富なオイコスのメンターにお任せください。

加藤 大介

オイコスメンター 加藤 大介

私は研修の開始時に受講の心構えとして「研修をとおして自分の知識・情報の棚卸し」を心がけることを受講者にお話ししています。自分が何を知っていて何を知らないのかを明確にすること、知っているならどの程度知っているのかを認識することが重要だからです。「知っていること」と「わかっていること」は異なります。そして「わかっていること」を「活用できる」ようにすることがOICOSの研修の特長です。

OICOSでは研修・セミナーを受け持つ我々のことを「講師」ではなく「メンター」
といいます。知識や技能、スキルを受講者にインプットするだけなら「講師」なの
ですが、「メンター」とは「知らない」→「知っている」→「わかっている」→「できる」という道筋を受講者に示し、定着の手助けを行うことが役割なのです。

OICOSにはさまざまなバックグラウンドを持つ多くのメンターがおります。それぞれの持ち味やスキルを惜しみなく提供し、受講者の方々が、お客様からより一層の信頼と満足を得ていただける高付加価値な人財として活躍できるよう、支援いたします。